日本でイスラム教徒抗議 2001.5.23毎日新聞 
 
        
 



 富山県小杉町でイスラム教の聖典「コーラン」が破り捨てられたとして、パキスタン人を中心にしたイスラム教徒約300人が、富山県警前、県庁前でデモをしたそうである。日本では最もなじみが薄いと考えていたイスラム教にまつわる話題だけに驚いた。想像以上に中近東の外国人労働者がいるということか。しかし、その原因となったのが「コーラン」が破り捨てられたことである。国際化、交流を深めていく上で文化の衝突は十分考えられることである。お互い十分に知り合えないから誤解や偏見を招く。田中真紀子外務大臣ではないが、目と目を見ながら心が通じ合えるようになればこういう事件は少なくなるかもしれない。