ニコライ2世の愛人宅に秘宝 2001.7.14読売新聞
ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世の愛人宅にロマノフ家の家宝が隠されているとの情報が明らかになった。この愛人というのは、バレリーナで社交界の花形であったマチルダ・クシェシンスカヤである。ニコライ2世が皇太子の時に交際があったようであるが、国王が結婚後は皇族と結婚、ロシア革命後は亡命した。この情報はその子孫であるコンスタンチン・セベナルド連邦下院議員より発表された。早速政府が調査しているとのことだが、ご存じのようにロマノフ家一族はロシア革命の後1918年に処刑された。しかし、その家宝の多くは行方不明で、現在に至るまで捜索が続いているようである。80年以上前の秘宝を今も追い求めているのであるから、さぞかし大量であろう。また、愛人も多くいたかもしれない。しかし、ラスプーティンといいアナスタシアといいロマノフ家にまつわる話題はつきない。